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今までの200年もこれからの200年も、神田で弓道一筋。

江戸城だった皇居からほど近い神田には、かつて武家屋敷が多かった。その名残を強く感じさせてくれるのが「小山弓具」の存在だ。なにせ創始者は徳川家御用達の弓師さん、今年で創業234年を迎える老舗中の老舗。重厚すぎる歴史に少々身構えながら店を訪れると、意外にも店内は楽しそうに道具を選ぶ高校生たちで大にぎわい。9代目社長の塙将一さんいわく、昔は100軒以上あった神田の弓具店も今はここだけなのだそう。

公開日 2016年12月30日

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エリア
神田駅
小川町駅
ライター
FREE AWAJI BOOK
今までの200年もこれからの200年も、神田で弓道一筋。

創業200年を超える老舗は高校生でにぎわう。

江戸城だった皇居からほど近い神田には、かつて武家屋敷が多かった。その名残を強く感じさせてくれるのが「小山弓具」の存在だ。なにせ創始者は徳川家御用達の弓師さん、今年で創業234年を迎える老舗中の老舗。重厚すぎる歴史に少々身構えながら店を訪れると、意外にも店内は楽しそうに道具を選ぶ高校生たちで大にぎわい。
9代目社長の塙将一さんいわく、昔は100軒以上あった神田の弓具店も今はここだけなのだそう。
「皇居から飯田橋のあたりは“弓矢通り”っていう通りがあったくらいで、昔はカラオケやボーリングみたいな娯楽がなかったので、“矢場”といって賭け事で矢を打つことを楽しむ場所もたくさんあったんです」

時代に合わせた弓具の進化の先導役として。

現在、弓道人口は全国で約14万人。しかもその8割が学生だ。小山弓具が234年という時を経て神田に残ることができたのは、こうした若い世代が気軽に弓道を始められるよう、常に時代に合わせた新しい道具を開発し続けてきたから。
「本来は竹で作る弓矢ですが、初心者には扱いが難しい。そこでアルミで出来た矢やグラスシート製の弓など、耐久性があり手入れも簡単で安価な道具を作ったんです。最近は模様や色などデザインの幅も広がり、皆さんじっくり選ばれます」

もっと気軽に弓道を体験してほしい。

弓道の面白さはやってみないと分からないという塙さん。気軽に体験してもらえるように、小中学校や学園祭で出張体験会を開くことも。プレイヤーを増やし、弓道を日本の伝統武道として後世に残していくために、普及活動はとても重要だ。
「弓道は子供から高齢者まで長く続けられる武道ですし、的に当てるのはとても楽しいですよ。不思議なもので、当てようとすると当たらず、無心になると命中する。欲を出すといいことないなって、人生の教訓も得られたり(笑)。最近は日本好きの外国人のお客様も増えていますし、この店から弓道の魅力やプレイヤー同士の輪が広がって、今後も何百年と続くように頑張ります」

小山弓具 神田本店

住所
東京都千代田区神田須田町1丁目6
電話番号
03-3256-2001
営業時間
火~土 10:00~19:00 日・祝 10:00~18:00
定休日
月曜日、夏季、年末年始など
最終更新日:2017.4.4
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※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。