ちくわ。 おでかけ情報

タマリエ選りぬきの地卵を色々試せる、卵かけごはん。千石「喜三郎農場」

good mornings

公開日 2021年1月17日

三田線千石駅のそばには地鶏ならぬとっておきの「地たまご」を生かした居酒屋さんがあって、ただでさえ栄養豊富でおいしい卵かけごはん、また親子丼なども含めそのとっておきのをいただくことができます。

千石駅
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ごく庶民的な食品でありながら、他にはとっては代えられぬお口まろやかさ。黄色くてひたひたになったお米は、なぜあんなにも粒立ちよく魅力的な噛みごこちなのでしょう。卵かけごはん万歳。

家でごくかんたんに楽しめるのも素晴らしい限りですが、三田線千石駅からすぐのとあるお店ではその良さによりぜいたくに浸ることができて、おすすめです。
業態的には居酒屋でありつつも、喜三郎農場は鶏や豚を中心に据えた、食事メインの利用者も数多いお店。しかし何よりの名物は、卵のソムリエ = タマリエの資格を持つ店主・高木大地さんのプッシュするこだわり卵を用いた料理です。中でも卵かけごはんと親子丼は人気メニューとして双璧をなしています。

卵とごはん。安価で手軽でごく日常的なペアなだけに、自前でつくるごはんとしての枠を超えてみなされることもまずなくて(あとは旅館の朝食とか)、お店のメインとして食すことそれ自体が新鮮です。お店の利用者が小さな子ども連れを含めあらゆる世代にわたっているようなのも、きっとそんな意外さの楽しさのせい、なのでは。

古めかしい置物や人形などは古い喫茶店のよう

地鶏の仕入れ元ほか複数の生産者とのつながりの中、鶏卵の多様性を知ってこれに興味を抱き「タマリエ」の資格まで取得した高木さん。彼の目利きのもと選りすぐられ今お店で活躍しているのは全部で以下の9種で、山梨、山形、高知、愛媛、群馬など産地としても多岐にわたっています。

・こってり濃厚な味わい。卵黄の赤さがまさに名前そのままな「ゆうやけ卵」

・エサにはお米を与え、コレステロールが1/3。卵黄の白さが驚きの「お米卵」

・卵の殻がスカイブルーの色味。料理の組み合わせ的にも万能という「アローカナ卵」

・ネラという黒鶏から産まれ、甘味がありお菓子づくりにもうってつけな「ハーブ卵」

・農場の無農薬野菜と清らかな水で育った地鶏による「白州の平飼い有精卵」

・天然ハーブと乳酸菌で育ち、白身しっかり黄身こってり。コク深い「赤がら卵」

・卵なのにほのかに柚子の香りただよう。世代を問わず人気の「ゆずたま」

・飼料には温州みかんの果皮や天然サンゴも。愛媛らしい「みかんたまご」

・広い農場で放し飼いされストレスフリーな親鶏から産まれた「甲州地どり平飼い卵」

高木さん。下の名もタマリエのイメージ的に申し分なし

そしてこれらを素材に作られるお料理が、卵かけごはんだったり親子丼を筆頭に「つくねのこだわり卵付き」やササミのユッケ仕立てに添えられる卵黄だったり、あるいは江戸時代にそのルーツをさかのぼれる「たまごふわふわ鍋」だったりするわけです。

デザートにも「こだわり卵の濃厚なめらかプリン」(自家製)とか。
親子丼あらため「ゆうやけ親子丼」は、9種の中でもエースの看板を背負うゆうやけ卵を用いて。ビタミンEが通常に比べ約20倍も含まれるその豊かな栄養が、肉質柔らかな甲斐路軍鶏(かいじしゃも)とともにいただけます。

白身・黄身を混ぜすぎず、二、三度ざっくり切るようにして溶いた卵は、ほどよくまだらになった半熟の仕上がり。黄身の部分、白身の部分、そして両者混ざった部分と一食のなかにも食感や味わいに幅が持たせられていて、お口の中はとても賑やかなことに。

希望次第でもうひとつの濃厚系選手・赤がら卵ほか別のものに変えることもできます。

ゆうやけ親子丼。このように追加で卵黄をのせた「特上」も

そして、シンプルながらも選ぶ楽しみに心も浮き立つ卵かけご飯なら、単品もいいけれど、どうせなら定食で。

卵をひとつだけ選ぶ「卵かけご飯定食」にもできるし、卵が食べ放題のうえ梅干し、とろろ、明太子といった選択可の一品も加わる「卵かけご飯御膳」にすることも可能です。

卵の個性を食べ比べしたいなら。卵かけご飯御膳

さらにご飯までも食べ放題なのが「TKGおおまくれ御膳」で、これはランチタイム限り。

未知なる卵に興味深々だと胃袋も比較的寛容にGOサインを出してくれるのか、その日食べられる種類には全てトライするという人は男女や体格の大小を問わず、思いのほか多いようです。清く正しく、そしてがぜんワクワクな日本の定食、あっぱれ。ちょっとした生臭さがあるといえばあるのを承知で食べるのが生卵ですが、ここにお目見えする9種においてはその覚悟も実は必要なかったのだと、食べてみて気がつくことでしょう。

仮にその場で食べ比べしなくても6個で470円、10個で650円(ともに税抜)と、その日お店に並ぶ4、5種類(ゆうやけ卵は常時あり)からよりどりみどりパックに詰めて持ち帰ることもできるのが嬉しい限り。あす、あさって、しあさってとしばし充実のイエタマライフが約束されます。
ちなみに、お店備え付けの醤油もやはり卵との相性が考えに考え抜かれたもので、同時に販売もされています。うちひとつは「日本たまごかけごはん研究所」なる団体によってその公式醤油という扱いにてリリースされておりいっそう聞き捨てなりません。300種類以上を対象に試行錯誤の末生まれたという、いわくつきの一品です。
(文:古谷大典)
(写真:小島沙緒理)

喜三郎農場

住所
東京都文京区千石1-23-11
電話番号
03-3943-3746
営業時間
[月~金] 11:30~14:30(L.O) 15時閉店 [土・日・祝] 11:30~16:00(L.O) 16:00~19:00(L.O)20時閉店 ※夜はご予約承ります。
定休日
年末年始
平均予算
[夜]¥4,000~¥4,999 [昼]¥1,000~¥1,999
最終更新日:2021.6.24
データ提供:食べログ
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