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暮らしのお供に爬虫類、するのなら。頼れる店主のお店「レプタイルストア ガラパゴス」

good mornings

公開日 2021年3月6日

子どもの頃からヘビやカエルに親しみ、専門誌への執筆も多数という店主・二木勝さん。この上なく豊富な経験に裏付けられた的確なススメも心強い、充実の爬虫類ライフがここならスタートできそうです。

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爬虫類がスキな人、いますか。なんて問われたところでいさぎよく挙手できる人は少ないかもしれません。特に何をきっかけにということはなくとも、「マニアックなペット」との前提のもとに語られ・みなされる傾向が今なお残る、トカゲやヤモリやヘビほか爬虫類のみなさんです。

しかしながら、屈指の爬虫類飼育エリートというべき店主のラブ&パッション、そして確かな専門性も備えたこのショップとの出会いをもってすれば、その囚われの目からウロコも落ち、はたと気づけば彼らに向かう胸いっぱいの愛を抱えていた、そんなことだってあるかもしれません。
山手線の内側にある爬虫類専門店としては目下ただひとつというレプタイルストア ガラパゴス。店主・二木勝さんが通販限定ショップの後、大型熱帯魚店店長としての時代を経て3年前から実店舗で営業しているお店です。

フトヒゲカメレオンモドキ

ロシアリクガメ

アンゴラパイソン。実は温厚な性格

BGMに流すのはお気に入りのヘビーメタルチューン。同時にホラーや格闘技も愛好。そのうえに爬虫類、というのが彼のパーソナリティなわけですが、なにせ生まれて最初の記憶が「3歳の頃バケツいっぱいに集めたカエルをじっと眺めてはニヤついていた」というものであるからして、これはまさしく三つ子の魂、です。

のち中学3年のときには「蛇を飼う少年」として新聞の地域欄に載ったことも。19歳でコラム記事を書いたことにはじまり、専門誌や単行本での編集・執筆も多数。通販ショップ時代のお店サイトが的確で分かりやすい飼育情報で業界内で好評を博す一方で、ブリーダーとしての活動も。飼育生活がほぼ人生の長さだけ続いてきたその経験値はダテではありません。

二木さんが監修・執筆・編集を手掛ける爬虫両生類の専門誌『REPFAN』

なにをどうしたらよいのだか皆目見当もつかなければ、爬虫類飼育へのチャレンジに二の足を踏んでしまうのも当然。そんなところに、この上なく頼もしい彼の言葉が響くわけです。

曰く、およそ百種を数える店内の動物たちの中でも、飼いやすさの点で断然おすすめなのがヒョウモントカゲモドキ。インド、アフガニスタン、パキスタンの砂漠が原産という、ヤモリの仲間です。
暑さにも寒さにも適応した彼らは、ありとあらゆるペットの中で最も丈夫かもしれないほど生命力が強く、長いものでは20年も生きるほど長寿。生きたコオロギなど、普通であれば餌には昆虫を与えなければならないところが、このお店では専用の人工飼料により餌付けされているため引き続きそれで給餌すればOK。虫が苦手な人でも大丈夫です。

手のひらにちょうど収まる程度の、ほど良いサイズ感。頭部も大きくマンガ的なコミカルさ。まぶたがある分まばたきアクションも披露してくれて、愛らしさに拍車がかかります。体色や模様も金魚のごとくレパートリー豊富で、お値段は数千円から。プラス1万円程度で生育環境も整えられるという、出来過ぎなまでにビギナー用ペットに適したヤモリくんです。

二木さんが自ら和名を名付けたというコウテイトゲオアガマ。しっぽのトゲトゲが「いいね」と店主

ツナギトゲオイグアナのメス。中米原産で体長は1メートルほどになる

お店は、他店ではそうそうお目にかかれない珍しい種もあるのが特徴で、爬虫類飼育に通じた人にとっても依然として未知なる出会いのチャンスが期待できます。

純然たる爬虫類だけでなくカエルやイモリといった両生類の仲間、さらには一部クモやサソリ、ペット用ゴキブリと言った奇虫の取り扱いもあるあたりも、店主ありきの懐の深さと言えそう。

ミルキーツリーフロッグ。消しゴムみたいなサイズ感

タイガーサラマンダーはペタッと平たいファニーフェイス。両生類としては飼いやすく人気

今や見つけるのも困難な書籍も多数

客の機嫌を伺う目先だけのウェルカムでなく、あくまで動物目線に立って必要なアドバイスをする主義の彼ですが、その思いは近所の小学生にも通じているようで、そのBGM、そのややコワモテ寄りのルックスにも関わらず「公園で偶然捕まえたヤモリを飼育したい」と彼に指南を仰ぎに来るケースも日常的に発生している模様です。

取り揃える生体ラインナップのみならず、保温バッグだとかTシャツ、バッジといったオリジナルグッズにもそんな思いの一端が見てとれるでしょう。言われないとわかりようもない「アメリカドクトカゲ」のTシャツ、セレクトがあまりにピンポイント過ぎます。

一連のビジュアルはイラストレーターでもある奥様の作

リモートワークで住まいを仕事場とする人も目に見えて増えたこの一年、ステイホームな日々の充実をペットに求める人も少なくないようで、爬虫類とてやはり例外ではないことを「体感でも数字でもはっきり感じている」と二木さん。ベタベタとなつくことこそなくとも、その距離感や風貌のクールさがかえってかわいく魅力的にも映るのだから生き物は不思議です。

犬でも猫でも文鳥でもなく、こんなお供たちもまたアリであること、そして頼れるお店もまたここに確かにあること。覚えておいて損はないはずです。
(文:古谷大典)
(写真:小島沙緒理)

レプタイルストア ガラパゴス

住所
東京都文京区本駒込5-41-5 ストークプラザ駒込101
電話番号
03-6323-7989
最終更新日:2021.2.16
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