賑やかなセンター街のメイン通り 「バスケットボールストリート」

渋谷駅前のスクランブル交差点から宇田川にかけての、センター街エリアのメイン通りが「バスケットボールストリート」です。
この名前は、渋谷センター街の怖い・汚いというマイナスイメージをなくそうと、商店街組合が名付けたもの。ファッション性があり、国際色豊かなきれいな街であることを、バスケットボールをシンボルにして表しています。バスケットボールの聖地である「国立代々木第二体育館」がセンター街の通りの先にあることも由来のひとつとか。
この名前は、渋谷センター街の怖い・汚いというマイナスイメージをなくそうと、商店街組合が名付けたもの。ファッション性があり、国際色豊かなきれいな街であることを、バスケットボールをシンボルにして表しています。バスケットボールの聖地である「国立代々木第二体育館」がセンター街の通りの先にあることも由来のひとつとか。

かつてあった「バスケットボールストリート」の横断幕は現在はなく、季節ごとの装飾がアーケード入り口に施されています。街灯には、「バスケットボールストリート」の名称が書かれているので、ぜひチェックしてみてください!
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通しか知らないストリートの代表格 「ペンギン通り」

スペイン坂の上から「渋谷パルコ」(現在工事中)横を通って井の頭通りへ下る道が「ペンギン通り」。ペンギンには平和でかわいらしく、集う習性もあるところから、この通りに集まる人をイメージしてつけられたのだそう。当時ビールのイメージキャラクターとしてペンギンが人気だったからともいわれています。

また、「ペンギン通り」は「愛山通り」とも呼ばれています。歴史評論家として著名な山路愛山が、長くここで暮らしたことを示す碑が、通りの途中にひっそりとあります。通のみぞ知る碑を見つけてみてください!
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渋谷らしい個性的でおしゃれな店が並ぶ 「スペイン坂」
「ペンギン通り」を上る途中、「渋谷パルコ」(現在工事中)から井の頭通りへと下る、階段のある坂道が「スペイン坂」。昭和50年にパルコからこの坂の命名を依頼された、喫茶「阿羅比花(あらびか)」の店主がつけたといわれています。命名後、スペイン風だった喫茶店だけでなく、近所の人たちの協力もあり、通りの建物を南欧風にしたのだそうです。
「スペイン通り」の名称も見られますが、地元では「スペイン坂」で親しまれています。細い階段沿いに個性的な店が立ち並び、オシャレな渋谷通に人気があります。
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わき道が若者のホットスポットとして注目! 「無国籍通り」

「東急ハンズ」前から神南小学校を通り、渋谷税務署脇に出る道が「無国籍通り」です。通り沿いにあったNGOショップにちなんで命名されたようです。またかつて「宇宙百貨」という店があったことから、「コスミックスロープ」とも呼ばれますが、現在店舗はなくなっています。


ここには歴史を感じさせる、二・二六事件慰霊碑があります。昼間はわりと閑静です。「無国籍通り」の神南小学校裏手から井の頭通りをつなぐ階段の小径は「シスコ坂」と呼ばれ、若者向けの個性的な飲食店・雑貨店が並ぶ注目のスポットになりつつあります。こちらはかつて「CISCO」というレコード店が坂の途中にあったことに由来しているとか。これから目が離せないホットスポットになりそうです!
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通好みのショップが並ぶストリート 「ファイアーストリート」
「渋谷マルイ」付近から、「岸記念体育会館」に通じる道が「ファイアーストリート」です。通り沿いに渋谷消防署があることからこの名がつきました。渋谷中心街に比べると人通りは少なめですが、渋谷から原宿へ抜ける道中には、通好みのカフェや雑貨、家具、アパレル系のショップが並んでいて、飽きることがありません。
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時代とともに進化する渋谷ストリートに今後も注目!
渋谷にはまだまだ面白い名前のストリートがあります。ショップの新旧交代や街の再開発で、愛称が変わることもありそうです。ストリートの名の由来に思いを馳せながら、渋谷の街歩きを楽しんでくださいね♪
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