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ニッポンの伝統文化を伝える! 浅草のお祭りセレクトショップ「宮本卯之助商店 西浅草店」

三社祭に代表されるように、浅草という地域は日本文化との親和性が極めて高いエリア。お祭り等の伝統行事が生活に密接に根付いていて、着物の帯を結べる人の数が他のどの街よりも多いと言われているのも納得ができる。そんな浅草には、「お祭り」というジャンルを取り扱う専門店がいくつもあるというから驚きだ。今回は中でも特に老舗といわれる「宮本卯之助商店 西浅草店」を紹介する。

公開日 2017年7月5日

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浅草駅
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good mornings
ニッポンの伝統文化を伝える! 浅草のお祭りセレクトショップ「宮本卯之助商店 西浅草店」
文久元年に茨城県土浦市で太鼓店として創業したという「宮本卯之助商店」。太鼓や笛、神輿などお祭りに関係する製品の制作、修理、販売を手掛け、宮内庁や歌舞伎座、国立劇場などとも取引があり、古くから日本の伝統芸能を支える屋台骨として活躍してきた。そして浅草でも「三社祭」の浅草神社の宮神輿の制作を戦後から請け負うなど、この地域とは縁の深い存在なのだ。

お祭りグッズが外国人に人気

そんな「宮本卯之助商店」のショールームとして誰でも気軽に楽しめる場所が西浅草店。ビルの2Fには、神輿や太鼓がディスプレイされていて、1Fには、各地のお祭りで使用されるお祭り衣装やお面、拍子木など幅広いグッズが所狭しと販売されている。
「お店に入って頂くだけで、浅草らしい、気持ちが高まりお祭り気分に浸れるような、そんな店作りを心がけています」と広報の田口なみさん。最近ではそんな店内の雰囲気に引き寄せられるように、外国人客が増えていて、提灯や手ぬぐい、太鼓の携帯ストラップなどが高い人気を集めているそうだ。

世界中の太鼓に触れられる「太鼓館」

そしてこの西浅草店最大のお楽しみは4Fにある世界の太鼓資料館「太鼓館」(1Fにて入場券500円を販売)だ。七代目宮本卯之助さんは太鼓作りの参考にと世界中で見つけた太鼓を収集し、その数なんと900点。その中から随時4Fの展示スペースに200点ほどセレクトして展示している。しかも、その展示物の7割は実際に触って演奏可能というから驚きだ。
館内に入ると日本は元より、ウガンダ、ペルー、ブラジル、エジプト、コンゴ共和国、韓国など、見たこともない造形の太鼓が地域によって区分されて並んでいる。トリニダードトバコの代表的な楽器「スティールパン」も実際に弾けて、澄んだ音色がトロピカルな気分を掻き立てる。日本の太鼓も多種多様。かえるや虫の鳴き声、舟を漕ぐ音などを表現する歌舞伎の効果音用の打楽器の精緻なからくりには大人でも感嘆するばかりだ。
「日本の太鼓でも地域が変わればその作りは全然違います。高い音が出るものや低い音が出るといった音の特徴など。その地域に伝わる芸能に合わせた特徴があります。ここに来てもらえればより日本の伝統文化を深く感じることができますよ」と田口さんが教えてくれた。
(文:上田太一)
(撮影:鈴木優太)

宮本卯之助商店 西浅草店

住所
東京都台東区西浅草2-1-1
電話番号
03-3844-2141
営業時間
9:00~18:00
定休日
無休
最終更新日:2017.6.28
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※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。