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音楽と料理がつむぐ夢空間。西浅草の隠れ家フレンチカフェ

合羽橋の道具街からほど近い西浅草。老舗の個人商店が軒を連ねる中にカフェや雑貨屋など若い世代のセンスが光る新店もチラホラと見かける刺激的なエリアだ。そんな西浅草で隠れ家カフェとして幅広い世代から支持されているお店が「Café Otonova」。料理のクオリティはもちろんのこと、音楽や内装まで、空間を作り上げるあらゆる要素に一切の妥協がない抜群の心地良さが人気の秘密だ。

公開日 2017年7月7日

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エリア
浅草駅
ライター
good mornings
音楽と料理がつむぐ夢空間。西浅草の隠れ家フレンチカフェ
つくばエクスプレス浅草駅から合羽橋道具街方面へ歩くこと10分。細い路地の先にようやく“見つかる”古民家が「Café Otonova」だ。とにもかくにも、築60年でかつては飴菓子の工房兼住宅であったという家屋を見事にリノベーションした内装デザインに圧倒される。

こだわり抜かれたアンティーク空間

「古いものと新しいものが混在している街が好きで。あちこち物件は探していたのですが、この場所なら思い描いていた雰囲気の店が実現できそうだとピンと来たんです」と店主の渋谷航介さん。床と天井に敷き詰められた重厚な古材に白い壁、大胆な吹き抜けと一点一点デザインが異なるアンティークのテーブルや椅子・・・。フランスの片田舎で素敵な老夫婦の民家に招かれたかのような夢心地に包まれる。テーブル席のペンダントライトの高さなどもまた絶妙。非日常感を保つための工夫が随所に散りばめられている。渋谷さんが長年に渡り店の構想を練る中で、頭の中で描いていたイメージの断片を手がかりに、施工会社と一緒にこの空間を作り上げたそうだ。

独学で磨いた本格派料理と手作りスイーツ

料理はフレンチとイタリアンが中心。ランチは日替わりのパスタとカレー、サラダプレートの3種類から選ぶ。ディナーはワインと相性のよい小皿料理からお肉中心のメインまで幅広いラインナップが揃う。おすすめは、渋谷さんが実際にイタリアのフィレンツェまで足を運び、地元のお母さんたちから習ってきたという「豚肉の赤ワイン煮込み」¥1,300と浅草開花楼さんの生パスタを使った「バンチェッタと5種のキノコソースパスタ」¥1,600。スイーツはパティシエでもある渋谷さんの奥様の手作り。旬の果物を使ったタルトなど、甘さを抑えた大人向けの味で女性客を中心にどれも定評があるそうだ。

心地よい音楽が心地よい場を作る

「Café Otonova」を語るに避けられないものが音楽。店内の一画にはDJブースと棚一杯に詰め込まれたレコード。渋谷さんが世界中の音楽からセレクトしたボサノバやジャズの良曲が真空管アンプを通じて店内にゆったりと響きわたる。かつて大手レコード販売会社で長年バイヤーを担当していたという渋谷さん。趣味で続けていたDJと元々好きだった料理を組み合わせてとっておきの空間を作りたいという思いがカフェをはじめる発端だったそうだ。「思う存分、自分の好きな音楽を聞いてもらえる場所が欲しかったんですよね(笑)。心地よい音楽を聞くことは、美味しい料理やスイーツを食べることと、ほとんど同じだけの価値や喜びがあると信じているので」。定期的に友人のミュージシャン等をゲストに招いたLIVEやDJイベントなども開催しているようだ。

どこを切り取っても店主のセンスが色濃く反映された西浅草の「音の場」にあなたもぜひ足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
(文:上田太一)
(撮影:鈴木優太)

カフェ オトノヴァ (Café Otonova)

住所
東京都台東区西浅草3-10-4
電話番号
03-5830-7663
営業時間
[月~土] 12:00~23:00 [日] 12:00~21:00
定休日
木曜日
平均予算
¥1,000~¥1,999
最終更新日:2017.7.10
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※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。